2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧
大学時代、教授(男性)が私に何度も言いました。 「我が子と引き離された明石の君の哀しみを本当に理解できるのは、子供を産んだ女性だけじゃないですか?」 一昔前は「研究したいなら結婚だの出産だのは諦めろ!」という時代だったそうですが、この教授は私…
今日は大学時代の思い出について書いてみようと思います。 大学時代、私は源氏物語研究会というサークルに所属していました。源氏物語研究会の創部から廃部までの歴史についてはこちらの記事を御覧ください。 このサークル、実は変人の集まりでした(笑)。友…
『源氏物語』を原文で読んでみたい方。大学受験にもよく出る『源氏物語』のあらすじを把握しておきたい方。「世界最古の長編小説」と言われる『源氏物語』を読んでみたい外国の方。そのような方が広島市にいらっしゃったら、そのお手伝いをさせていただけま…
私は第一子を産んだ後、しばらくいっぱいいっぱいになっていました。 おっぱい、ミルク、抱っこ、おむつ替え、離乳食、夜泣き等々・・・。365日24時間フル稼働。夜中によく起きる子だったので、私自身、あまり寝た記憶がありません。 出産前までは毎日…
mainichi.jp 令和元年10月22日、即位礼正殿の儀が行われましたね。 この時代に平安時代を彷彿とさせる儀式が見られるなんて、なんだか不思議な気がします。 改元の瞬間には立ち会えないまま亡くなる日本人もいるんですよね(平成はそれなりに長かったです…
10代の頃は『源氏物語』の華やかな恋愛模様に惹かれたものですが、子供を産んでからは「親子関係」に注目するようになりました。 『源氏物語』を読んで強く感じるのは、父を亡くした娘は不憫だな~ってこと。私自身も4歳で父と死別したので、よけいに着目…
10代の頃は瀬戸内寂聴さんの影響を受けていたので、好きな女性キャラは瀬戸内さんと同じく、 1位 六条御息所 2位 朧月夜 でした。 でも今は・・・う~ん、朧月夜は変わらず好きですが(朱雀帝に入内することが決定していたのに光源氏との恋に落ちてしまっ…
『源氏物語』を漫画化したものはたくさんありますが、好きだと思えるものはあまりありません。コミックスの売り上げのために、エロを強調したものが多いからです。原典はエロくありませんよ・・・。 一番有名な漫画は大和和紀さんの『あさきゆめみし』でしょ…
『源氏物語』を原文で読んでみたい方。大学受験にもよく出る『源氏物語』のあらすじを把握しておきたい方。「世界最古の長編小説」と言われる『源氏物語』を読んでみたい外国の方。 そのような方が広島市にいらっしゃったら、そのお手伝いをさせていただけま…
www.kyoto-np.co.jp 10月8日の記事なので、ご存知の方も多いでしょう。 大発見ですね! しかも『源氏物語』中で最も重要と言っても過言ではない「若紫」の巻が発見されたなんて(若紫巻では光源氏と紫の上の出会いや、光源氏と藤壺の逢瀬が描かれます)。 …
某カルチャースクールで『源氏物語』講座をさせてもらえることになりました。門前払いされるのを覚悟で、飛び込み営業したんです。勇気を出してみるものですね。道が拓けましたよ。 来年1~3月に1回→テーマに沿った講座 4月以降は毎月1~2回→『源氏物…
源氏物語研究会の女性陣の間で人気があった男性キャラは柏木でした。 光源氏の正妻・女三の宮に恋してしまい、女三の宮に不義の子・薫を産ませてしまう青年です。 「10年前に垣間見た女三の宮が忘れられずに忍んでくるなんて素敵! 情熱的!」・・・という…
今日は、大学時代に所属していたサークル・源氏物語研究会についての思い出を書こうと思います。 源氏物語研究会は、私のふたつ上の先輩達が教授に声をかけられて立ち上げたサークルです。 しかし『源氏物語』に興味を示す現代っ子は少なく・・・(汗)。私の…
大学生の時、半年間だけ、アメリカ人の日本文学研究家が来日し、授業をしてくれたことがあります。 その先生は、当時、源氏物語研究会というクラブの部長だった私にこう言いました。 「日本人は何で大切なお金に、あんな最低な男を印刷するの?」 最低な男が…
『源氏物語』を原文で読んでみたい方。大学受験にもよく出る『源氏物語』のあらすじを把握しておきたい方。「世界最古の長編小説」と言われる『源氏物語』を読んでみたい外国の方。 そのような方が広島市にいらっしゃったら、そのお手伝いをさせていただけま…
前回、小学生の時に『源氏物語』の漫画(https://www.amazon.co.jp/源氏物語-くもんのまんが古典文学館-冴木-奈緒/dp/4875765207』)に出会ったことを書きました。 今回は私が中学生だった頃の話をしましょう。 中学生になっても相変わらず文学少女だった私は…
今日は私と『源氏物語』について書こうと思います。 私が『源氏物語』と出会ったのは小学4年生の時でした。 友達と外で遊ぶよりも本を読むことが大好きな文学少女だった私は、その日も小学校の図書室で本を探していました。 その時に見つけたのが、子供向け…