10月8日の記事なので、ご存知の方も多いでしょう。
大発見ですね! しかも『源氏物語』中で最も重要と言っても過言ではない「若紫」の巻が発見されたなんて(若紫巻では光源氏と紫の上の出会いや、光源氏と藤壺の逢瀬が描かれます)。
「教科書が書き換わる可能性あり」とニュースが報じています。研究結果が楽しみですね。
藤原定家といえば、かの有名な小倉百人一首の編者でもあります。
定家は百人一首をまとめる時、元の歌を書き換えたりしていますよね。
例:持統天皇の和歌
『万葉集』→春過ぎて夏来たるらし白妙の衣ほしたり天の香具山
『百人一首』→春過ぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天の香具山
個人的には元の歌のほうが好きですが・・・。
定家が『源氏物語』を写す時も百人一首の時みたいにこっそり書き換えたりしてるんじゃないかな・・・と個人的には思っているのですが、どうなんでしょう。
余談ですが、百人一首といえば高田崇史氏の『QED 百人一首の呪』が面白かったので紹介しておきます。
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