『源氏物語』を原文で読む

広島市中区・安佐北区で源氏物語講座を行っている講師のブログです

2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ブログの更新について

久しぶりの更新になってしまいました。 開始当初は「毎日更新」を目標に頑張っていましたが、厳しくなってきました。書きたいネタはまだまだあるのですが、時間が足りなくて・・・。 子供が3人いる主婦。末っ子はまだ赤ちゃんで、未就園児なので、24時間…

【改訂版】定期便

定期的に挙げている記事ですが、一部改訂させていただきます。 【活動時間】の欄についてですが、月曜日に関しては「第3月曜日を除く」とさせてください。第3月曜日はカルチャースクールで講義させていただくことになったので。 よろしくお願いいたします…

血は争えない

『源氏物語』の愛は「形代の愛」です。『源氏物語』の男達は、手に入らない愛しい人の身代わりを愛します。 正編の主人公である光源氏は藤壺に初恋を抱きます。が、藤壺は父の后。光源氏の初恋は「許されざる恋」だったのです。そこで光源氏は藤壺の代わりに…

秋山虔先生の思い出

先日、記事をアップしてから気づきましたが、11月1日は古典の日でしたね。 『紫式部日記』の寛弘5年11月1日(1008年12月1日)の条に、藤原公任が紫式部に対して「あなかしこ、このわたりに若紫やさぶらふ」(そういえばこのあたりに若紫の君が…

私を歴史上の人物に例えたら?

大学2年生の時、源氏物語研究会の顧問の先生に言われました。 「勉学に勤しむのは良いですが、紫式部(『源氏物語』の作者)みたいにはならないでくださいね・・・」 先生は「勉強ばっかり頑張って、「ふん、男なんてバカばっかり」と見下すような女になって…