今日はカルチャータウン高陽校さんにて源氏物語講座を行いました。読んだのは空蝉巻。
巻名の由来となった二首の和歌(どちらも「空蝉」という語を含む)は厳密に言うと贈答歌ではないのですが、
①光源氏が独り言のように和歌を詠んでそれを懐紙に書きつける
②小君がその懐紙を空蝉に渡す
③空蝉が光源氏の和歌の隣に自分が独り言のように読んだ和歌を書き添える
ということで、贈答歌のような形になっています。
単なる男女の和歌のやりとりよりも情緒があって素敵だなぁと個人的には思います。紫式部はやはり凄いですね。
空蝉巻は短いので、後半は「源氏物語の現代語訳にはどんなものがあるか」というお話もしました。
次回のご案内↓
テーマ:夕顔巻を読む
日時:9月2日(木)10時半~12時
場所:カルチャータウン広島校
(広島市中区宝町2-1フジグラン広島4階)
受講料:1100円/回(税込)
※別途、カルチャースクールの入会金が必要です。
持参物:筆記用具
興味を持ってくださった方はカルチャータウン広島校さんまでお問い合わせください。
090-2820-0740
(10時~20時オープン。日曜祝日はお休みです)
よろしくお願いします。