『源氏物語』を原文で読む

広島市中区・安佐北区で源氏物語講座を行っている講師のブログです

安佐北区にて単発講座を行いました

8月29日は第5月曜日なのでカルチャータウン高陽校さんにて単発講座を行いました。コロナの感染者数が増えているということもあって参加者は4名と少なめではありましたが、その分質問がしやすかったのではないかと思います。和やかな雰囲気で学ぶことができました。

 

テーマは源氏物語』における恋文

 

恋文の内容だけではなく、どんな紙に書いたのか、手紙に添えた折り枝はどんなものがあったのか、どんなふうに紙を包んだのかなどの点に注目して、以下を原文で読みました。

 

光源氏が初めて明石の君に恋文を送る場面(明石巻)

夕霧が雲居の雁宛てに台風見舞いの手紙を書く場面(野分巻)

浮舟が受け取った薫と匂の宮の恋文に二人の性格の違いがよく表れていることが分かる場面(浮舟巻)

 

「この紙にはこんな意味がある」ということを知って面白いなぁと思いました。

 

 

次回の単発講座のご案内です。今年最後の単発講座になります。

 

テーマ:平安時代の娯楽

日時:10月31日(月)10時半~12時

場所カルチャータウン高陽校
   (広島市安佐北区亀崎1-1-6フジグラン高陽 別棟グルメアベニュー2階)
受講料:1100円/回(税込)
持参物:筆記用具

 

興味を持ってくださった方は下記までお問い合わせください。

070-1443-3396
(10時~20時オープン。日曜祝日はお休みです)

 

よろしくお願いします。