1月17日、24日にカルチャータウン高陽校さんで今年最初の源氏物語講座を行いました。読んだのは薄雲巻。
・明石の君が紫の上に娘を託す
・藤壺が亡くなる
・冷泉帝が出生の秘密を知る
という内容なので、薄雲巻は『源氏物語』におけるターニングポイントのひとつと言っても良いのではないでしょうか。
皆さんと原文で読んだのは
・明石の尼君が明石の姫君を手放すよう、明石の君を説得する場面
・春秋優劣論(梅壺の女御が「秋に心惹かれます」と言う場面)
です。
明石の君と明石の姫君が引き離される場面は読んでいてとても辛いのですが、明石の姫君の将来のためには光源氏や明石の尼君の言うことが正しいのだと、大人になると理解できるようになってしまいますね…。
梅壺の女御は呼び名がたくさんあって面白いですよね。「秋好中宮」「梅壺の女御」「斎宮の女御」「前斎宮」等。
そういえば梅壺の女御の性格って六条御息所と全然似てないですよね。お父さん似なのかしら。
次回のご案内です。
テーマ:朝顔巻を読む
日時:2月7日(月)&14日(月)10時半~12時
場所:カルチャータウン高陽校
(広島市安佐北区亀崎1-1-6フジグラン高陽 別棟グルメアベニュー2階)
受講料:1100円/回(税込)
※別途、カルチャースクールの入会金が必要です。
持参物:筆記用具
興味を持ってくださった方は下記までお問い合わせください。
070-1443-3396
(10時~20時オープン。日曜祝日はお休みです)
よろしくお願いします。