遂に２０２０年最後の日がやってきましたね。
今年は世界がひっくり返ったような衝撃を受けました。本来ならば、久しぶりに日本で開催されるオリンピックで盛り上がるはずだったのに。一年前はこんな未来が待っているなんて想像もしていませんでした。
どこへ行くにもマスク着用。具合が悪くても簡単には受診できない。人々がとてもピリピリしている。
今年はとても不便な生活を送ったせいか、心身共にストレスを感じる時間が多かったように思います。
そんな中で私を支えてくれたのは『源氏物語』であり、仕事でした。私が源氏物語講座をさせてもらえていなかったら、もっともっと辛かっただろうと思います。
思い返せば、幼少期から、辛い時に私を支えてくれたのは常に文学でした。
私は友達と遊ぶよりも図書館に籠って一人で本を読むほうが好きな子供だったので、好きな本はたくさんあります。が、十歳の時からずっと大好きで、私の人生の方向を決定づけてくれた『源氏物語』はやはり別格です。死ぬまでに『源氏物語』以上に好きになれる文学に出会えることは恐らくないと思います。
このブログを読んでくださった方々、ありがとうございました。先行き不透明な日々ではありますが、２０２１年には世界に少しでも光が差すことを願っております。良いお年をお迎えください。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
