『源氏物語』を原文で読む

広島市中区・安佐北区で源氏物語講座を行っている講師のブログです

著作の紹介

今日は著作の紹介をさせていただきます。

源氏物語作中人物事典

源氏物語作中人物事典

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 東京堂出版
  • 発売日: 2007/01/01
  • メディア: 単行本
 

上記の一部を私が書かせていただきました。

 

源氏物語の各登場人物の人生についてまとめてあるので、源氏物語を読め始めたい方にオススメです。大学受験を控えた高校生とかの役にも立つんじゃないかしら。

 

姉妹編はこちら。

平家物語作中人物事典

平家物語作中人物事典

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 東京堂出版
  • 発売日: 2017/07/28
  • メディア: 単行本
 

 

源氏物語は中古文学、平家物語は中世文学なので、平家物語は私にとって専門外なのですが、西沢正史先生に声をかけていただき、こちらの一部も書かせていただきました。

 

この本の執筆をきっかけに平家派になった私。安徳天皇二位の尼が入水する場面は泣けますね。平知盛が亡くなる場面も胸を打ちます。

 

高校生の頃は源義経&静御前が好きでした。

 

義経と静は相変わらず好きですが、平家物語を読んだら源頼朝が嫌いになってしまいました(笑)。いや、頼朝の気持ちは分からんでもないんですけどね。

 

でも、平家が没落していく様子は見てて痛々しいし、お兄ちゃんのために頑張ってきた義経はかわいそうだし・・・。頼朝からしたら「勝手なことをするな、弟よ」ってことなんでしょうけど。

 

一番嫌いなのは後白河法皇ですね。「あなたは結局どっち側なのよ」と言いたくなります。後白河法皇からすれば乱世を生き抜くのが大変で、権力者側につくしかなかったんだろうなとは思うんですけどね。