今日は著作の紹介をさせていただきます。
上記の一部を私が書かせていただきました。
源氏物語の各登場人物の人生についてまとめてあるので、源氏物語を読め始めたい方にオススメです。大学受験を控えた高校生とかの役にも立つんじゃないかしら。
姉妹編はこちら。
源氏物語は中古文学、平家物語は中世文学なので、平家物語は私にとって専門外なのですが、西沢正史先生に声をかけていただき、こちらの一部も書かせていただきました。
この本の執筆をきっかけに平家派になった私。安徳天皇と二位の尼が入水する場面は泣けますね。平知盛が亡くなる場面も胸を打ちます。
義経と静は相変わらず好きですが、平家物語を読んだら源頼朝が嫌いになってしまいました(笑)。いや、頼朝の気持ちは分からんでもないんですけどね。
でも、平家が没落していく様子は見てて痛々しいし、お兄ちゃんのために頑張ってきた義経はかわいそうだし・・・。頼朝からしたら「勝手なことをするな、弟よ」ってことなんでしょうけど。
一番嫌いなのは後白河法皇ですね。「あなたは結局どっち側なのよ」と言いたくなります。後白河法皇からすれば乱世を生き抜くのが大変で、権力者側につくしかなかったんだろうなとは思うんですけどね。