７月３日㈪と１０日㈪にカルチャータウン高陽校さんにて源氏物語講座を行いました(普段は第１月曜日と第３月曜日に行っておりますが、今月は第３月曜日が祝日と重なるので、第２月曜日に振り替えました)。読んだのは若菜下巻の後半。参加者は９名でした。
今回原文で読んだのは以下です。
・柏木が女三の宮と強引に契りを結ぶ場面
・光源氏が柏木に痛烈な嫌みを浴びせる場面
どちらも名場面ですね。
柏木と女三の宮の不義密通を知った光源氏は黒い感情を柏木と女三の宮にぶつけますが、柏木巻では「女三の宮のことを許したい」と思うし、薫の顔を見ることなく死んでいった柏木を不憫に思って涙を流すんですよね。若菜下巻の光源氏は怖い人ですが、やっぱり光源氏の根底には「人間としての優しさ」があるんだな、彼の性質は善なんだなと思います。
次回のご案内↓
テーマ：柏木巻を読む
日時：２０２３年８月７日(月)＆２１日(月)１０時半～１２時
場所：カルチャータウン高陽校
(広島市安佐北区亀崎１－１－６フジグラン高陽 別棟グルメアベニュー２階)
受講料：１６５０円/回(税込)
※別途、カルチャースクールの入会金が必要です。
持参物：筆記用具
興味を持ってくださった方は下記までお問い合わせください。
０７０－１４４３－３３９６
(１０時～２０時オープン。日曜祝日はお休みです)
よろしくお願いします。
