6月6日と20日にカルチャータウン高陽校さんで源氏物語講座を行いました。今回読んだのは胡蝶巻。参加者は10名でした。
今回原文で読んだのは以下です。
・光源氏による蛍の宮・髭黒評。
・光源氏が玉鬘に告白する場面。
最近よく感じるのは「若い頃は光源氏の口説き方がかっこよかったのに、玉鬘十帖に入ってからはすっかり「中年男性の口説き方」になっているなぁ」ということ。かっこ悪いなぁということではなく、若者と中年の迫り方の違いを書き分ける紫式部が凄いなぁとひたすら感嘆しています。
ちなみに胡蝶巻に出てくる女房の和歌「春の日のうららにさして行く船は棹のしづくも花ぞちりける」は武島羽衣作詞、滝廉太郎作曲の「花」の元になっています。「花」の歌詞と比べてみるとそれがよく分かりますね。
次回のご案内↓
テーマ:蛍巻を読む
日時:7月4日(月)&11日(月)10時半~12時
場所:カルチャータウン高陽校
(広島市安佐北区亀崎1-1-6フジグラン高陽 別棟グルメアベニュー2階)
受講料:1100円/回(税込)
※別途、カルチャースクールの入会金が必要です。
持参物:筆記用具
第3月曜日である18日が海の日ということでカルチャータウンさんがお休みになるので、11日に振替という形になります。
興味を持ってくださった方は下記までお問い合わせください。
070-1443-3396
(10時~20時オープン。日曜祝日はお休みです)
よろしくお願いします。