10月3日と17日にカルチャータウン高陽校さんで源氏物語講座を行いました。今回読んだのは野分巻。参加者は体験者様を含めて10名でした。
例年春と秋は体験者様が多い気がします。過ごしやすい季節には新しいことを始めたくなる方がたくさんいるのかもしれませんね。
今回皆さんと原文で読んだのは以下です。
・紫の上に一目惚れする夕霧
・光源氏と玉鬘の親密なところを覗き見て衝撃を受ける夕霧
野分巻は基本的に夕霧の視点で語られます。
個人的に好きなのは野分巻の最後の箇所です。
内大臣(昔の頭中将)は「母上(大宮)の監督不行き届きのせいで娘(雲居の雁)が傷物になった!」と怒っているけれど、一方で「不出来な娘(近江の君)を母上に引き取ってもらえないかな~」と心の中で考えてるんですよね。
母に甘える息子の図ですよね。何歳になっても母は母、子は子なんだなぁと思いました。
次回のご案内↓
テーマ:行幸巻を読む
日時:11月7日(月)&21日(月)10時半~12時
場所:カルチャータウン高陽校
(広島市安佐北区亀崎1-1-6フジグラン高陽 別棟グルメアベニュー2階)
受講料:1100円/回(税込)
※別途、カルチャースクールの入会金が必要です。
持参物:筆記用具
興味を持ってくださった方は下記までお問い合わせください。
070-1443-3396
(10時~20時オープン。日曜祝日はお休みです)
よろしくお願いします。