3月4日㈪と18日㈪にカルチャータウン高陽校さんにて源氏物語講座を行いました。今回読んだのは紅梅巻。参加者は9名でした。
今回原文で読んだのは以下です。
・紅梅大納言が真木柱に宮の御方の将来について問う場面
・真木柱が宮の御方の縁談について悩む場面
東宮・匂の宮・大夫の君の三角関係を見ていると、千年前の日本人って本当に自由だったんだなと思います。我が息子が高貴な兄弟に寵愛される様を微笑ましく見守っている真木柱にのけぞりますが、千年前の貴族の女性からしたら、それが息子の出世に繋がるのだから嬉しいという感覚なのでしょうね。
平安貴族が現代にタイムスリップしたら「なんで今の日本人はルールやモラルにこんなに縛られてるの? 窮屈でつまらない人生だね」と言うかもしれませんね。